地盤 · 地質 · 土質調査Geotechnical Investigation
ボーリング調査と標準貫入試験により地層構成、地下水位、N値を把握し、室内土質試験で強度・圧密・透水特性などの設計物性値を算定します。岩盤区間では岩級区分と掘削難易度まで評価します。
ボーリング · 標準貫入試験 · 地下水位 · 設計物性値
建築物は図面どおりに建てられますが、地盤は図面どおりには存在しません。DINETTは調査と探査で地下の実際の条件を明らかにし、掘削と基礎設計の安全性を検証し、施工中の挙動を計測で管理します。
工事費の超過や工期遅延の多くは地下から始まります。想定と異なる地層、未確認の埋設物、隣接構造物への影響が着工後に判明すると、対応費用は調査費用の数十倍になります。
DINETTはボーリング調査だけに頼りません。GPRを含む物理探査でボーリング地点間の空白を埋め、不確実性の高い区間を明示し、設計者がリスクを認識した上で判断できるようにします。
また、地下安全影響評価を形式的な書類として扱いません。掘削が隣接建物や地下埋設物に及ぼす影響を数値解析で予測し、計測管理基準値をその予測に基づいて設定します。根拠なく基準値を定めれば、計測は意味を失います。
地下の条件を知ること、その条件の上で安全に設計すること、施工中の実際の挙動を確認すること — 3つの段階が途切れてはなりません。
設計に使える物性値を確保する段階です。調査結果が数値解析の入力値に直接つながるよう、調査項目そのものを設計します。
ボーリング調査と標準貫入試験により地層構成、地下水位、N値を把握し、室内土質試験で強度・圧密・透水特性などの設計物性値を算定します。岩盤区間では岩級区分と掘削難易度まで評価します。
ボーリング · 標準貫入試験 · 地下水位 · 設計物性値
地中レーダ(GPR)を含む物理探査で、空洞、埋設物、地層境界を非破壊で探知します。ボーリング地点間の空白を埋め、図面と実際の差異を事前に発見します。
GPR · 空洞探知 · 埋設物 · 非破壊
杭および支持層の実際の支持力を載荷試験で確認し、地質試験で設計仮定の妥当性を検証します。基礎形式決定の直接的な根拠となります。
載荷試験 · 支持力確認 · 設計検証
掘削は周辺地盤の応力状態を変えます。その変化が隣接施設にどのような影響を与えるかを計算し、許容範囲内に収まるよう工法と施工順序を設計します。
掘削に伴う地盤沈下と地下水位の変化を予測し、隣接構造物への影響を評価します。事業規模により評価類型が異なり、地下鉄・鉄道に隣接する区間では別途の安全性検討と管理機関との協議が加わります。評価結果はそのまま計測管理基準値の根拠となります。
地盤沈下予測 · 隣接影響 · 鉄道協議
基礎形式を選定し、杭・直接基礎の支持力と沈下量を検討します。地下壁体の土圧抵抗性能と根入れ深さの適正性もあわせて確認します。
基礎形式 · 支持力 · 沈下 · 根入れ深さ
土留め仮設の設計と第三者構造検討を行います。土圧算定、支保構造(切梁・アンカー)配置、掘削段階別の変位を解析し、安全性を検証します。
土圧 · 切梁 · アンカー · 段階別変位
設計詳細を確定し、施工中の実際の挙動が予測範囲内にあるかを確認します。計測は事故を防ぐための早期警報システムです。
敷地造成、排水計画、道路・舗装、擁壁・斜面安定など土木設計全般を行い、既存設計案に対する第三者検討を提供します。
敷地造成 · 排水 · 擁壁 · 斜面安定
地下施設、暗渠、アンダーパス、仮設構造物など鉛直・水平荷重を受ける土木構造物の詳細設計と構造検討を担当します。
暗渠 · アンダーパス · 仮設構造物
現況測量、基準点設置、施工中の検測測量および竣工測量を行います。設計座標と現場座標の不一致を着工前に確認します。
現況測量 · 基準点 · 竣工測量
地中傾斜計、地下水位計、荷重計、ひずみ計を運用し、隣接建物の傾斜・沈下・ひび割れ幅を自動計測します。解析予測値に基づき1次・2次・3次管理基準値を設定し、異常兆候を早期に通知します。
傾斜計 · 荷重計 · 管理基準値 · 自動警報
調査から計測までデータが途切れることなくつながるよう設計された手順です。
| 対象 | 代表的な業務 |
|---|---|
| 都市部の大深度掘削 | 地下安全影響評価、土留め検討、隣接建物計測 |
| 共同住宅 · 複合開発 | 地盤調査、基礎形式検討、地下水位への影響 |
| 鉄道 · 地下鉄隣接 | 保護区域安全性検討、管理機関協議、常時計測 |
| 道路 · 上下水道 | GPR空洞探査、沈下原因の究明、暗渠設計 |
| 斜面 · 擁壁 | 安定解析、補強工法設計、挙動モニタリング |
| 産業団地 · プラント | 重量設備基礎、地盤改良検討、載荷試験 |
| 老朽地盤 · 地下空間 | 地盤沈下原因調査、空洞充填対策 |
掘削による隣接建物の損傷が懸念される場合、構造エンジニアリングチームが事前現況調査と損傷原因鑑定を並行し、紛争時の客観的根拠を確保します。発破・杭打ち振動の測定は試験・測定チームが担当します。